生成AIパスポート、受験者数が前年比3倍に

生成AI活用普及協会(GUGA)は2026年5月の定例発表で、生成AIパスポートの2025年度受験者数が前年比3倍の45,000人に達したと公表しました。特に非IT業界(金融・医療・製造)からの受験者が増加しており、企業単位での団体受験も前年の2.5倍に拡大。GUGAは2026年度中に上位資格「生成AIパスポート アドバンス」の新設を検討していることも明らかにしました。

2026年下半期のAI資格試験スケジュールまとめ

2026年下半期(7月〜12月)に実施予定のAI関連資格試験のスケジュールをまとめました。受験を検討している方は、申込期限を確認のうえ早めに準備を始めましょう。

G検定は7月と11月の年2回実施。生成AIパスポートは毎月実施で、申込はCBT方式のため比較的柔軟にスケジュールを組めます。E資格は8月に実施予定で、受験にはJDLA認定プログラムの修了が必須条件となります。ITパスポートは通年実施のCBT方式で、試験会場の空き状況に応じて随時受験可能です。

注目は、2026年9月に新設予定の「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル plus」です。従来のリテラシーレベルに加え、より実践的なスキルを測る上位試験として位置づけられています。詳細は7月に公表予定。AI資格の選択肢が広がるなか、自分のキャリアプランに合った資格を計画的に取得していきましょう。

生成AIパスポートは意味ない?取得者100人に聞いたリアルな評価

「生成AIパスポートは取っても意味がない」——SNSではこうした声も見られます。実際のところどうなのか、資格取得者100人にアンケート調査を実施しました。回答者の内訳は、IT業界45人、非IT業界55人。取得時期は2025年1月〜2026年3月です。

調査の結果、「取得してよかった」と回答した人は全体の68%。理由として最も多かったのは「生成AIの基本を体系的に学べた」(52%)で、次いで「社内での評価が上がった」(31%)、「転職活動で有利になった」(24%)でした。一方、「意味がなかった」と答えた人の多くは、すでにAIを日常的に活用しているエンジニア層で、「知っている内容ばかりだった」が主な理由です。

結論として、生成AIパスポートは「これからAIを学びたい非エンジニア」にとっては十分に価値がある資格です。ただし、すでにAI開発や活用に携わっている方には物足りない可能性があります。自分の現在の知識レベルと目的を照らし合わせて判断しましょう。

AI資格おすすめ5選を徹底比較——非エンジニアはどれから取る?

AI関連の資格が増えているなか、非エンジニアがまず取るべき資格はどれなのか。G検定、生成AIパスポート、ITパスポート、データサイエンティスト検定、AWS認定の5つを「難易度」「費用」「実務への直結度」「取得にかかる時間」の4軸で比較しました。

結論から言えば、AI未経験の非エンジニアにはまず「生成AIパスポート」か「G検定」がおすすめです。生成AIパスポートは2024年に始まった新しい資格で、ChatGPTなど生成AIの基礎知識を問う内容。入門レベルなので、IT業界以外の方でも取り組みやすい設計です。一方、G検定はより体系的にAI・ディープラーニングを学べるため、社内でのAI推進役を目指す方に向いています。

ITパスポートはAI特化ではありませんが、IT全般の基礎を固められるため「AIだけでなくITリテラシー全体を底上げしたい」方には有力な選択肢。コストも7,500円と最も安価です。予算と目的に合わせて、自分に最適な資格を選びましょう。