IPA、基本情報技術者試験の出題範囲を改定

情報処理推進機構(IPA)は2026年5月20日、基本情報技術者試験およびITパスポート試験の出題範囲を2027年度から改定すると発表しました。改定の主なポイントは、AI・機械学習分野の出題比率を現行の約10%から約20%に引き上げること。また、生成AIの活用とリスク管理に関する新たな出題カテゴリが追加されます。ITパスポートでも同様の改定が予定されており、AI時代のITリテラシーを重視する方向性が鮮明になりました。

2026年下半期のAI資格試験スケジュールまとめ

2026年下半期(7月〜12月)に実施予定のAI関連資格試験のスケジュールをまとめました。受験を検討している方は、申込期限を確認のうえ早めに準備を始めましょう。

G検定は7月と11月の年2回実施。生成AIパスポートは毎月実施で、申込はCBT方式のため比較的柔軟にスケジュールを組めます。E資格は8月に実施予定で、受験にはJDLA認定プログラムの修了が必須条件となります。ITパスポートは通年実施のCBT方式で、試験会場の空き状況に応じて随時受験可能です。

注目は、2026年9月に新設予定の「データサイエンティスト検定 リテラシーレベル plus」です。従来のリテラシーレベルに加え、より実践的なスキルを測る上位試験として位置づけられています。詳細は7月に公表予定。AI資格の選択肢が広がるなか、自分のキャリアプランに合った資格を計画的に取得していきましょう。

AI資格おすすめ5選を徹底比較——非エンジニアはどれから取る?

AI関連の資格が増えているなか、非エンジニアがまず取るべき資格はどれなのか。G検定、生成AIパスポート、ITパスポート、データサイエンティスト検定、AWS認定の5つを「難易度」「費用」「実務への直結度」「取得にかかる時間」の4軸で比較しました。

結論から言えば、AI未経験の非エンジニアにはまず「生成AIパスポート」か「G検定」がおすすめです。生成AIパスポートは2024年に始まった新しい資格で、ChatGPTなど生成AIの基礎知識を問う内容。入門レベルなので、IT業界以外の方でも取り組みやすい設計です。一方、G検定はより体系的にAI・ディープラーニングを学べるため、社内でのAI推進役を目指す方に向いています。

ITパスポートはAI特化ではありませんが、IT全般の基礎を固められるため「AIだけでなくITリテラシー全体を底上げしたい」方には有力な選択肢。コストも7,500円と最も安価です。予算と目的に合わせて、自分に最適な資格を選びましょう。